いまの苦しさは減るのか
個別指導に切り替えたとき、
私たちは「成績がすぐ上がる」ことを期待していたわけではありません。
それよりも先に、
いまの苦しさが少しでも減るのか。
学び方が立て直せるのか。
そこが一番気になっていました。
そして実際、最初に変わったのは、
点数ではなく、毎日の手触りのほうでした。
まず「わからないまま進む」が止まった
集団塾では、授業が進み、宿題が出て、次の単元へ行く。
わからないところがあっても、置いていかれる感覚がありました。
個別指導では、そこが違いました。
わからないところで、止まっていい。
止まったところはその場で教えてもらえる。
この当たり前が、当時は新鮮でした。
授業の内容が、家に持ち帰れるようになった
毎回、授業の進捗や課題が、コメントとして残る。
どの単元のどこでつまずき、次に何をするかが見える。
親としても、
「いま何が起きているかわからない」状態から
少しだけ抜け出せた気がしました。
家では最小限にする。
そう決めていた方針が、現実に近づいたのも大きかったです。
私が解説役にならなくてもいい。
叱って回す夜を減らせるかもしれない。
塾がない日でも自習室として塾は使える。
これも助かりました。
家ではテレビやゲームなど誘惑も多く
集中できないというのはこれまでも悩みでした。
それだけで、家の空気が少し変わりました。
長男の表情が、少し違った
劇的な変化ではありません。
でも、以前よりも落ち着いて机に向かう時間が増えた。
「分からない」が、
そのまま積もっていく感じが減っていった。
最初に変わったのは、
たぶん、そこでした。
まとめに代えて
個別指導に切り替えて最初に変わったのは、
成績ではなく、学び方と家の空気でした。
まだ結果は出ていない。
でも、前より少しだけ「続けられる形」に近づいた。
当時は、そう感じていました。
次の記事では、
その変化の中で、特に算数について
「止まっていた理由」が少しずつ見え始めた話を書きます。
「算数が苦手」という言葉では片づけられない理由でした。
▼ 次の記事
算数の理解が止まっていた理由が見えてきた

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