個別指導で見落としていた点|あとから気づいた小さなズレ

安心感の半面で

個別指導に切り替えてから、
何かが崩れた、という感覚はありませんでした。

むしろ、
一つひとつを丁寧に見てもらえている安心感はあり、
「これでいい」と思いながら進んでいた時期のほうが長かったと思います。

ただ、時間が経つにつれ、
「この部分は見落としていたな」と
あとから気づいた点はいくつかありました。

今回は、
個別指導そのものを否定する話ではなく、
当時は気づきにくかった小さなズレについて振り返ります。

相性は、選べるものではなかった

通っていたのは、
小規模な塾でした。

先生の人数も限られていて、
「この中から選ぶ」というよりは、
「この先生にお願いする」という形に近かったように思います。

当時は、
それを特に問題だとは感じていませんでした。
個別指導なのだから、
合わなければ調整してもらえるだろう、
そんな気持ちもありました。

ただ、いま振り返ると、
相性の部分は、
ある意味で賭けに近かったのだと思います。

良くも悪くも、
他と比べようがない。
「合っているのかどうか」を測っても、
どこまで調整してもらえるかわからなかった。

合っていると思いたい部分もあり、
実際にこちらから調整を申し出たことはありませんでした。

外の世界が見えなくなっていた

個別指導に切り替えてから、
他の受験生の様子が、
ほとんど見えなくなりました。

集団塾のように、
同じ教室で多くの子と学ぶわけではない。
休み時間に、
志望校や模試の話を聞くこともない。

その結果、
多くの子がどのあたりを目指していて、
どのくらいの進度で進んでいるのか。
そうした外の情報が、
自然と入ってこなくなっていました。

落ち着いて学べる一方で、
自分たちの立ち位置は
見えにくくなっていた。
それは、後になって
少し不安につながる要素だったように思います。

現在地が測れないもどかしさ

もう一つ、
はっきりとデメリットと感じたのは、
模試との距離感です。

私たちの選んだ個別指導は、
模試に合わせて進度が組まれているわけではありませんでした。
日々の理解を優先するため、
それ自体は自然なことです。
また、塾独自の模試もありません。

だから、塾外である模試を受けたあと、
結果をどう受け止めればいいのか。
その整理が、
とても難しくなっていました。

塾の中での手応えと、
模試の結果は、
必ずしもつながらない。

「いま、どの位置にいるのか」
「届きそうなのか、まだ遠いのか」
その現在地が、
はっきり測れない歯がゆさを、
何度か感じていました。

まとめに代えて

これらは、
個別指導を選んだからこそ感じた、
小さなズレだったのだと思います。

先生との相性を選びきれなかったこと。
外の世界が見えにくくなっていたこと。
模試と日々の学習が、
うまく結びつかなかったこと。

当時は、
それを大きなズレとは思っていませんでした。
ただ、
「少し見落としていた点があった」
その程度の感覚です。

このズレに気づいたことが、
その後の取り組み方を考える
きっかけになっていきました。

次の記事では、
こうした小さなズレを感じながら、
家庭学習のやり方を変えてみた話について書きます。

▼ 次記事
家庭学習のやり方を変えた話|塾以外でできることを探し始めた頃

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