伸びがあった時期は
教育費と成果が比例するわけではない。
そう感じ始めた頃、
もう一つの事実にも気づいていきました。
費用を抑えた時期に、
伸びがあったということです。
お金をかけたときだけが、
前に進んでいたわけではありませんでした。
学習量は増えていなかった
長男が力をつけた時期は小6になってからでした。
これまでも書いてきたように
個別指導への転塾が影響しています。
小6でかかったお金はおよそ100万円です。
小5まで通っていた集団塾やほかの大手集団塾の
小6でかかる費用よりも少ない額です。
この時期は、
学習量が増えていたわけでもありません。
むしろ逆でした。
コマ数は減り、
課題量も整理され、
時間には余白が生まれていました。
その時間は、
復習に充てられていきました。
理解が追いつき始めた
それまで止まっていた単元が、
少しずつつながり始めました。
計算の手順。
図形の見方。
文章題の読み方。
基礎に戻ったことで、
理解の土台が整っていきました。
積み上げたというより、
積み直した感覚でした。
子どもの表情が変わった
変化は成績より先に様子に出ていました。
机に向かう時間。
問題に向かう姿勢。
「わかるかもしれない」
そんな手応えが、表情に見え始めました。
解けた問題をもう一度解き直す。
自分から問題を選ぶ。
小さな主体性が戻ってきました。
費用が減ったから伸びたわけではない
ここは誤解したくない部分です。
費用を抑えたこと自体が、
直接の理由だったわけではありません。
とにかく量が多く、
追いつけなかった状況から、理解の時間が生まれた。
結果として、
それが伸びにつながったように思えます。
量ではなく、密度だった
振り返って見えてきたのは、
学習量そのものではありませんでした。
理解の密度。
同じ時間でも、
消化できている時間と、
追われている時間では意味が違います。
費用をかけて量を増やすより、
密度を高めるほうが、
我が家には合っていたのかもしれません。
抑える判断が怖かった
当時は、費用を抑える判断が怖くもありました。
減らせば遅れるのではないか。
積まなければ届かないのではないか。
不安は常にありました。
それでも、
子どもの理解度と表情を見ながら、
環境を整え直していきました。
まとめに代えて
教育費を抑えても、
結果が出た時期は確かにありました。
かけた額が伸びを生むのではなく、
合った環境が伸びを生む。
そんな実感が残っています。
費用を増やす判断だけでなく、
整える判断。
その視点は、
その後の教育費の考え方にも影響していきました。

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