幅広い偏差値の学校を調べる
志望校を
さらに下げるかどうかで
迷い続けたあと、
私たちは
ひとつの行動に出ました。
それは、
結論を出すことではなく、
選択肢を
より増やすことでした。
大学附属中に固執しないこと。
もう少し幅広い偏差値の学校を調べること。
中堅校を
具体的に見始める。
それが、
この時期の
私たちなりの進み方でした。
「下げる」と決めたわけではなかった
中堅校を探し始めたからといって、
志望校を
必ず下げると決めたわけではありません。
ただ、
大学附属中だけを前提に
考え続けることに、
無理が出てきていました。
見える範囲を
少し広げてみる。
それだけで、
判断が
少しだけ楽になる気がしたのです。
現実的に「届きそうな学校」を知りたかった
模試の数字を前にして、
感じていたのは、
その学校にかすりもせず受験が終わることへの怖さでした。
振り返ってみれば、
偏差値65くらいの学校から
大学附属中に目標を移したときも
「まだ伸びるのではないか」
「小6の最後までわからない」
そんな思いで、上限は設定しても
下限はあまり見ないようにしていました。
でも、受験まで1年を切って、
そうも言っていられなくなってきた。
どの学校なら、
どのくらいの距離感なのか。
どこまでが
現実的な範囲なのか。
「現実に即した学校」を
自分たちの目で
確かめたかくなったのだと思います。
中堅校という言葉への抵抗が薄れていった
正直に言えば、
それまで
「中堅校」という言葉には、
少し距離がありました。
偏差値でいえば40台後半~50台中盤のイメージでしょうか。
現状に合わせるということは
目標を下げた証のように
感じていたからです。
でも、
模試の結果と
現実を何度も突き合わせるうちに、
その言葉に
込めていた意味が
少しずつ変わっていきました。
中堅校=妥協。
そんな単純な図式では、
もう考えられなくなっていました。
長男の様子も、判断材料のひとつだった
長男の様子も判断材料になっていました。
これまで模試では
もともと設定していた大学附属中や
もう少し偏差値が高い学校ばかりを
志望校として書いていました。
たとえば「合格可能性80%以上」
という評価を模試で書いたすべての学校で
いままで一度も見たことがない。
それどころか、
60%や40%もない。
ほぼ30%未満。
やってもやってもこうした数字が目に付けば
モチベーションは下がるだろうなと感じていました。
「行けるなんて学校ない」
「おれはできないから」
そんな言葉を口にするようになりました。
胸が痛かった。
いたずらに難しく高い目標を掲げることが正解なのか。
伸びを期待するどころか、足枷になっているのでは。
そんな思いにかられました。
長男の姿を見て、
選択肢を
現実に引き寄せることにも
意味があるのかもしれない。
そう思い始めました。
判断を先送りにしたまま、動くという選択
中堅校を探し始めたのは、
判断を先送りにしたまま、
動くためでした。
決めきれないから、
止まる。
ではなく、
決めきれないから、
見に行く。
そのほうが、
自分たちらしいと
感じたのだと思います。
まとめに代えて
この時期、
私たちは
迷いに迷っていました。
ただ、
大学附属中だけを
唯一の前提にして
考え続ける段階は、
終わりつつあった。
中堅校を探し始めたのは、
判断を
現実に近づけるためでした。
次の記事では、
中堅校を見ていく中で、
我が家が
どんな条件を重視するようになったのか。
進学実績や手厚さといった
具体的な視点について
書いていきます。
▼ 次の記事
中堅校に求めた条件

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