中学受験で「勝ち筋」が見えた瞬間|基礎の積み上げが重なった頃

小6の11月に見えた光明

いま振り返ると、
「勝ち筋が見えた」と感じたのは、
小6の11月も終わりに近い頃でした。

夏季講習はコマ数を2倍ほどにして
塾が開いている日は毎日、
授業のほかに2時間ほど塾で自習をしていました。

夏が終わったからといって、
すぐに状況が変わったわけではありません。

それでも、
この頃から少しずつ、
これまでとは違う感触が出てきたように思います。

科目は増えたが、やっていることは変わらなかった

夏季講習以降、
個別指導では、
社会と国語も週に1コマずつ受けるようになりました。

ただ、
やっている内容が
急に高度になったわけではありません。

どの科目も、
基本的には基礎の積み上げ。
知識を整理し、
取りこぼしてきた部分を埋めていく。

算数も含めて、
「ここを伸ばす」というより、
「ここをわかるようにしていく」という作業が
続いていました。

その意味では、
夏前からやっていることは、
ほとんど変わっていなかったと思います。

模試の偏差値は、最後まで大きくは動かなかった

首都圏模試の結果も、
この時期になっても変わりませんでした。

偏差値は、
相変わらず40〜50をうろうろしている。

数字だけを見れば、
「本当にこれで大丈夫なのか」
という不安が消えることはありませんでした。

この状態で、
受験本番を迎えていいのか。
最後まで、
その怖さは残っていたと思います。

過去問で、見え方が変わった

そんな中で、11月後半から
志望校と同じ偏差値帯の学校の過去問を
解き始めました。

そこで、
意外な感触がありました。

難問が解けるわけではありません。
ただ、
基礎的な問題が多く、
「これは取れる」
という問題が、思った以上にあった。

結果を見ると、
合格最低点まで
あと一歩、
あるいはすでに届いているということが
頻発しました。

模試では見えなかったものが、
過去問では見える。
その違いに、
正直、少し驚きました。

「基礎はもうだいぶ定着してきた」

塾とのやり取りの中でも、
印象に残っている言葉があります。

「基礎は、もうだいぶ定着してきています」
「文章問題が出たときにこの引き出しをいかに開けられるかが大事」
「これからは、いま落としている部分の底上げもしていきましょう」

その言葉を聞いたとき、
初めて
「ここまでやってきたことは無駄ではなかったのかもしれない」
と思えました。

基礎を積み上げることが、
そのまま合格点に近づく道になる。
その感覚が、
ようやく具体的になった気がします。

勝ち筋は、確信ではなく「見通し」だった

この時点でも、
「もう安心だ」と思えたわけではありません。

不安は残っていましたし、
最後まで
「届かないかもしれない」という気持ちは
消えませんでした。

ただ、
闇雲に怖がっている状態ではなくなっていた。

基礎を落とさず、
いま弱い部分を一つずつ埋めていく。
その延長線上に合格点が見える。

それが、
この時期に感じた
「勝ち筋」だったのだと思います。

まとめに代えて

中学受験で
勝ち筋が見えた瞬間は、
何かが劇的に変わった瞬間ではありませんでした。

模試の偏差値は動かない。
不安も消えない。

それでも、
過去問で手応えが出始め、
塾からも
「あと一歩」という言葉をもらえた。

基礎を積み上げることが、
本当に意味のある作業だったと
実感できたタイミングでした。

次の記事では、
受験直前期に入り、
「これはやらなくてよかった」と
後から思えたことについて書きます。

▼ 次記事
受験直前期にやらなくてよかったこと|「新しいこと」を手放した判断


このとき見えていた勝ち筋が、
実際の入試結果にどうつながったのか。
その着地は、Phase2エクストラで整理しています。

▼ 第一志望の合格発表

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