どう着地したのか
ここまで、
志望校の選び方や塾の判断、
迷いと揺れなどを順を追って書いてきました。
ただ、
受験の記録として避けて通れないものがあります。
結果です。
ここまで読んでくださった方にとって、
着地がどうなったのかは、
気になる部分でもあると思います。
今回は、
Phase2のエクストラとして、
第一志望の合格発表までの流れを、
判断と反省を含めて整理しておきます。
志望校は1校に絞っていた
我が家は、
偏差値55〜60帯の中堅校1校に志望校を絞りました。
その学校の
上位クラス
下位クラス
両方の日程を、
2月1日からすべて受験する形です。
日程が進むほど定員は減っていくため、
1日目午前
1日目午後
ここが実質的な本番という位置づけでした。
目標は下位クラス合格。
上位クラスに届けば大成功。
すべて落ちた場合は、
公立中学へ進学し高校受験で新たな道を探る。
この前提を長男とも共有し、
他校は受けず一本受験という判断になりました。
「この学校がいい」という長男の希望もありました。
学校見学や説明会に参加して長男のなかでその気持ちが強くなっていました。
受験直前の1週間
直前期は、
新しいことは一切しませんでした。
頻出漢字。
計算問題。
負荷の軽い確認だけ。
重視したのは体調です。
同じ学校を連日受けるため、
昼は外でリラックスできる場所を確保しました。
学校近くの繁華街の漫画喫茶で
広い個室をとって、持ち込んだご飯を食べ、
私は特に何も言わず、
長男の好きなように過ごさせました。
昼はリラックスと割り切りました。
復習をさせたい。
1問でも多く取らせたい気持ちはありましたが、
緊張を持続させない。
切り替えの時間をつくる。
そちらを優先させた形です。
試験当日の家庭ルール
当日の会話については、
妻と事前に決めていました。
どんな問題が出たかは聞く。
でも、出来は聞かない。
本人が話さない限り、
踏み込まない。
責めない。
無理に励まさない。
とにかく、
次の日を迎えられる精神状態をつくる。
それだけを共有していました。
1日目終了後の違和感
1日目の午前・午後の試験を終えた長男は、
明らかに表情が暗く、
口数も少ない状態でした。
しばらくしてから、
ぽつぽつと話し始めます。
国語の説明文に時間を取られ、
物語文が手薄になったこと。
算数や理科で、
苦手単元がそのまま出たこと。
「できなかった」
本人がそう言いました。
その夜の不合格
1日目午前の結果は、
その日の夜に発表され、
不合格でした。
午後の手応えも含め、
合格は厳しそうだと、
家族全員が感じていました。
「今日は今日。明日に切り替えよう」
言葉にはしましたが、
家の空気はかなり重かったと思います。
ただ、
振り返りや復習はしませんでした。
風呂に入り、
早く寝る。
切り替えだけに集中しました。
2日目の朝
2日目の長男は、
前日よりも表情が明るく、
落ち着いていました。
無理に励ましたわけではありません。
ただ、
前日の空気を引きずらないように、
家庭全体で平静を保つことだけを意識していました。
合格
結果として、
2日目に受験した下位クラスで、
合格となりました。
上位クラスはすべて不合格。
目標としていたラインに、
ぎりぎり届いた形です。
倍率の怖さ
出願状況と過去傾向から見て、
倍率は5〜10倍程度。
この数字を見たとき、
数点の間に、
受験者が密集しているだろうという怖さを感じました。
過去問でも、
合格ボーダーよりやや上。
確実と言える手応えは、
最後までありませんでした。
層の読み違いという反省
中堅校とはいえ、
上位校志望で落ちた層
滑り止め層
上位校から最後に方針転換した層
チャレンジ層
の受験生が混ざります。
偏差値帯のラベルだけでなく、
どういう学力層が受けに来るのか。
そこをもっと分析しておくべきだった、
という反省が残っています。
一本受験は正しかったのか
結果としては合格でした。
ただ、
この戦略が正しかったかどうかは、
いまでも断定できません。
すべて落ちていた場合、
長男は高校受験に向かえたのか。
1日目の落ち込みを見る限り、
自信を大きく失っていた可能性もあります。
お守り校を持たなかった反省
もう一つの反省は、
いわゆる「お守り校」を受けなかったことです。
志望校が、
下限であり上限でもあった。
お守り校に位置する学校の見学はしていませんでした。
不合格が続いた場合、
途中出願する学校すら、
探せない状態でした。
「どこかに受かった」という安心感を、
持たせられなかったこと。
親の判断として反省が残っています。
合格後の現在
合格後、
安堵感から一時的に勉強は緩みました。
3年間やってきた後なので仕方ない部分だと思います。
ただ、
個別指導は継続しています。
これからは、
英語
数学
大学受験を見据えた積み上げ。
「ついていけない」を避けるため、
基礎からの構築を始めています。
まとめに代えて
第一志望に合格しました。
達成感よりも、
安堵感そして反省のほうが大きかったように思います。
戦略が正しかったのか。
一本化は妥当だったのか。
それでも、
ここまで積み重ねてきた判断が、
一つの着地を迎えたことは確かです。
合否が出たことで、
気持ちはいったん落ち着きました。
ただ、入学金の振り込みをしているときに
現実が戻ってきた感覚がありました。
お金について。
中学受験の期間中、
塾代や講習費は払っていました。
でも、総額を冷静に数える余裕は、ほとんどありませんでした。
次の記事からは、
中学受験にかかった費用を、できるだけ事実として整理していきます。
まずは、総額を数え直すところから始めます。

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