家で見るか塾か撤退か
集団塾をやめたあと、
すぐに次の塾を決めたわけではありません。
1カ月、家族で立ち止まって
考えることにしました。
「このまま何もしないわけにはいかない」
という感覚だけは、
はっきりとありました。
問題集を買って
家で受験まで見るのは現実的ではない。
受験まで伴走してくれるところを探す。
「中学受験から撤退する」という選択肢もあり得ました。
もう6年生間近。
この後は、何度も方針転換はできない。
そんな思いがありました。
その中で、
頭に浮かび始めたのが、
個別指導という選択肢でした。
「次はどこへ行くのか」という問い
集団塾をやめたあと、
周囲からは「次はどうするの?」
と聞かれることもありました。
その問いに
すぐ答えられる状態ではありませんでした。
集団塾には
指導が厳しいと評判だったり、
それぞれに特色があります。
でも、焦って
同じような環境に入ることが
本当に正しいのか。
また同じことを
繰り返すだけではないのか。
そんな不安が、
強く残っていました。
集団塾で感じていた「合わなさ」を整理してみた
立ち止まった時間の中で、
少しずつ
これまでのことを
振り返るようになりました。
何が
一番苦しかったのか。
成績が伸びなかったことか。
偏差値が届かなかったことか。
考えてみると、
それ以前に、
学習の進み方そのものが
合っていなかったのではないか。
理解できていないまま次に進む。
分からない部分を
抱えたまま授業が進んでいく。
その状態が、
長く続いていました。
「集団であること」が前提だった環境
集団塾では、
一定のペースで授業が進みます。
それに
ついていける子がいる一方で、
どうしても引っかかりが残る子もいる。
それ自体は、おかしなことではありません。
長男の場合、
その「引っかかり」が
解消されないまま積み重なっていった。
振り返ると、
「努力が足りない」
というより、
「立ち止まる時間がなかった」
という感覚が近かったように思います。
個別指導という言葉が現実味を帯びてきた
そんな整理をしているうちに、
個別指導という選択肢が
現実味を帯びてきました。
1対1
あるいは
少人数。
わからないところで立ち止まってもらえる。
理解できるまで教えてもらえる。
それは、
成績を上げるためというより、
まず
学習を立て直すために必要なのではないか。
そう考えるようになりました。
まとめに代えて
個別指導を検討し始めたのは、
成績を一気に上げたいから
ではありませんでした。
まずは、
わからないまま進んでいた学習を
立て直したい。
長男が
「わかる」「できる」という感覚を
取り戻せる場所はどこか。
その視点で
考え始めたとき、
個別指導という選択肢が、
現実のものとして
浮かび上がってきました。
ただ、個別指導という選択肢が
視界に入ってきた一方で、
すぐに動くつもりはありませんでした。
塾を変えるという判断を、
そもそもどう受け止めればいいのか。
成績の問題なのか。
環境の問題なのか。
それとも、
これまで置いてきた前提そのものを
見直す必要があるのか。
次の記事では、
個別指導を具体的に検討する前に、
「塾を変える」という発想、
家も含めた学習環境をどう変えるのか、
といった全体を自分の中でどう整理したのか。
同じ前提で続けないと決めるまでの
思考の過程を書いていきます。
▼ 次の記事
塾を変えるという発想に切り替えた理由

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