小6から首都圏模試を受け始めた理由|物差しを変えたかった頃

中学受験組全体のなかで長男の立ち位置は

志望校を大学附属に切り替えたあと、
私の中には、
ひとつの落ち着かなさが残っていました。

判断はした。
でも、
その判断がどこに位置しているのか、
はっきりとは分からない。

周囲に相談できず、
自分の考えだけで進んでいる感覚が、
少し心許なかったのだと思います。

そんな中で、
私たちは
模試を受けることを考え始めました。

大学附属を志望校に据えたとはいえ、
成績が
その水準に到達しているのかどうか。

正直なところ、
自信はありませんでした。

長男が通っていた塾でも
模試はあり、順位と偏差値は出る。

でも、
母数が小さくて、
外から見てどうなのかは、
分からない。

塾全体の生徒の学力分布と
中学受験を考えている層の学力分布、
その二つにどれほどの違いがあるかわからないということです。

塾の成績だけでは、判断しきれなかった

通っていた集団塾のテストは、
あくまで
塾のカリキュラムに沿ったものです。

志望校を考える材料として、
十分だと言われれば、
そうなのかもしれません。

ただ、
相談できる相手がいない状況では、
その成績を
どう受け取ればいいのかも、
判断しきれませんでした。

「順調」と言っていいのか。
「まだ足りない」のか。

確かめる術が、
欲しかったのです。

模試は「答え」ではなく、目安が欲しかった

模試を受けようと思ったのは、
進路を決めるための
答えが欲しかったからではありません。

ただ、
考え続けるための
材料が欲しかった。

志望校を切り替えた判断が、
極端に背伸びしたものなのか。
それとも、
現実から大きく外れてはいないのか。

白か黒かではなく、
グレーの濃さを知りたかった。

そのための
ひとつの目安として、
模試を受けることにしました。

首都圏模試を選んだ理由

いくつかある模試の中で、
首都圏模試を選んだのには、
理由があります。

難関校向けというより、
首都圏の中堅校まで含めた
幅広い層を対象にしていること。
基礎から応用まで実力をみやすい。

受験者は毎回1万人以上。
偏差値の出方で
中学受験組全体の
おおむねの立ち位置がわかること。
物差しとして使いやすいと考えたからです。

判断を固めるためではなく、揺らぎを抑えるために

模試を受けることで、
判断が固まるとは、
思っていませんでした。

むしろ、
揺らぎすぎている状態を、
少し抑えたかった。

自分たちの考えが、
完全に独りよがりではないと、
確認したかったのだと思います。

模試は、
進路を決める道具ではなく、
判断を続けるための
補助線のようなものでした。

まとめに代えて

小6から模試を受け始めたのは、
自信があったからでも、
覚悟が決まったからでもありません。

志望校を切り替えた判断を、
宙に浮かせたままにしないため。

そして、
次に何を考えるべきかを
見失わないためでした。

この模試の結果が、
新たな安心をもたらすのか。
それとも、
別の迷いを連れてくるのか。

この時点では、
まだ分かっていませんでした。

次の記事では、
首都圏模試の結果を受けて、
合格可能性と80%偏差値という
具体的数字に戸惑った話を書いていきます。

▼ 次の記事
首都圏模試の合格可能性と80%偏差値に戸惑う|数字の重さに立ち止まった日

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