費用や指導方法を直接聞いた
塾を変えるという発想に切り替え、
家での関わり方についても
前提を組み替えたあと、
ようやく
現実的な検討に入ることになりました。
個別指導の費用と、
実際にどんな場所なのか。
頭の中で考えているだけでは、
判断できないところまで
来ている気がしていました。
個別指導塾のサイトを読み込むよりは
まず長男の状況と志望校を伝えつつ、
費用や指導方法について聞くほうが早い。
通いやすい範囲という条件を前提に
いくつかの個別指導塾に絞って話を聞きにいきました。
必要なコマ数と「金額の幅」
1対1か、少人数か。
週に何回通うのか。
講師はどんな人なのか。
条件が少し変わるだけで、
金額は大きく変わります。
多くの塾の料金は
1コマでいくらかで決められています。
多くの塾で
長男の状況を見て勧められたのが
1週間に最低5コマ。
算数2コマ
国語1コマ
社会1コマ
理科1コマ
5コマ×4週なので
おおむね20コマです。
金額としてはおおむね15万円~20万円でした。
教材費や施設費もいれるとこれに月+1万円。
春季や夏季講習でコマ数を増やせば
1コマあたり7000円~1万円ほど増えていく。
当然ですが、集団塾よりも高くなる。
「これは簡単には決められない」
と感じる金額でした。
個別指導は高い、
というイメージはありました。
一律ではないが、やはり安くはない。
それが、
最初に直面した現実でした。
体験をしないと分からないと感じた理由
費用だけを見て
決めることはできない。
そう感じて、
複数の個別指導で
体験を受けることにしました。
同じ「個別指導」という言葉でも、
教室の雰囲気や講師の関わり方は、
驚くほど違います。
説明を受けているときは
どこも良さそうに見える。
でも、
実際に授業を受けてみると、長男の反応は正直でした。
「うーん」
「すごくよくわかった」
短い時間でも、
違いは、はっきり見えてきました。
「成績が上がるか」より気になったこと
体験を重ねる中で、
私たちの中で
自然と後回しになった視点があります。
それは、
「ここならすぐ成績が上がりそうか」
という期待でした。
それよりも気になったのは、
分からないところをどこまで丁寧に見てくれるか。
長男の気質を理解してくれるか。
そして、
家での負担がこれ以上増えない形で回りそうかどうか。
家では最小限にとどめる。
その前提が、本当に守れそうか。
そこを、
一つひとつ
見ていくことになりました。
費用と内容を、どう受け止めたか
体験を経て、
最終的に残った選択肢は、
「いまの状況なら無理せず、
算数を週2回だけやるところからスタートしましょう」
と最初に提案してくれた個別指導塾です。
塾の紹介サイトには載っていないような
地域密着型の小さな塾です。
ただ、中学受験、高校受験、大学受験
それぞれを目指す生徒が在籍し、
実績はありました。
最初にその提案を受けたときは
面食らいました。
ほかの塾では週に最低5コマ。でもここは2コマでいいと言う。
「それで間に合いますか?」
「国語は?理科は?社会は?どれも遅れていますよ」
商売を考えれば、コマ数は入れるにこしたことはないだろう
とも思っていました。
でも、その塾の塾長は
「長男くんは算数の基礎が固まらないまま進んできてしまって苦しかったと思う」
「まずは算数の基礎を固めるのが最優先です」
「無理をして詰め込んでも仕方が無い」
「ほかの科目はあとからでも大丈夫」
と話されました。
模試の成績や長男の体験授業の様子を見て
そう判断したとのことでした。
ただ体験授業を受けただけの長男に寄り添って
ここまで見てくれたのはこの塾だけでした。
無理がない、息が詰まらないようにするための配慮を感じました。
完全1対1
講師は、社会人と塾のOBの学生、個別指導歴の長い塾長。
その塾で教わった学生が
教えるという心強さもありました。
もちろん費用面でも助かるという思いもありました。
まとめに代えて
個別指導を選ぶ過程は、
費用だけで
決められるものではありませんでした。
実際に体験し、
子どもの反応を見て、
家庭で置いた前提と照らし合わせる。
塾がどれだけ長男を見てくれているか。
その積み重ねの中で、
現実的に続けられるかどうかを
確かめていった。
それが、
この時期の
私たちの選び方でした。
次の記事では
個別指導に切り替えて
最初に変わってきた様子について書きます。
これまでの「わからないまま進む」はどうなったのか。
▼ 次の記事
個別指導で最初に変わったこと

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