金利が上がる局面で
住宅ローンの話になると、
必ず聞かれることがあります。
「固定ですか?変動ですか?」
ちょうど金利が上昇し始めている時期でした。
ニュースでも「金利上昇」という言葉が目立ち始めていました。
固定にしておくべきではないか。
そう考えるのが自然でした。
それでも変動を選んだ理由
当時の変動金利は極端に低かった。
固定との差は明確でした。
私が申し込もうと思っていた銀行の金利は当時、
変動が0.65%
全期間固定だと1.9%くらいでした。
毎月の返済額にすると3万円以上の違い。
年間では数十万円。
その差は家計に直結します。
我が家の目安は「月20万円以内」。
現在の家賃+αです。
このラインを守るためには、
変動が現実的でした。
5年ルールと125%ルール
変動には5年ルールと125%ルールがあります。
金利が上がっても、
5年間は返済額が変わらない。
見直し後も、それまでの125%まで。
無制限に上がるわけではありません。
その間に繰上返済や借り換えを検討できる。
リスクゼロではない。
けれど、時間を買える。
私はそこに価値を見ました。
また、職場の先輩などですでに家を買っている人にも
変動か固定かを聞きました。
特に固定を選んだ人の状況はとても参考になりました。
固定金利1.8%ほどで15年近く返済をしている人でしたが、
この間、金利はほとんど上がりませんでした。
変動金利も相当低く抑えられていた。
「長期金利で安定を買ったわけだけれど、多く払いすぎている後悔がある」と話していました。
少なくとも中期的に見れば、金利は上がっていく方向に見えます。
しかし、それほど急上昇がありうるのかと思うと、
やはり変動金利でも対応できるのではないかと考えました。
本当に怖かったもの
正直に言えば、
将来の金利より怖かったのは、
「今の家計が崩れること」でした。
教育費。
生活費。
貯蓄。
目の前の安定を優先しました。
まとめに代えて
固定を選べば安心かもしれない。
けれど、その安心のために毎月数万円多く払い続ける覚悟が、私にはありませんでした。
固定か変動か。
それは正解のある問題ではありません。
私たちは
“安心して払えるかどうか”
を基準にしました。

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