エアコンが付かない|新築で起きた設置トラブルと追加29万円

せっかく買ったエアコンが

住宅ローンの契約が終わり、
団信の壁も越え、
ようやく家の引き渡しを迎えました。

「長かった。でもようやくたどり着いた」
鍵を受け取った日のことは、いまでも覚えています。

その週末には完成した我が家に家族で行きました。
まだ電気もガスも水道も通っておらず、
なにもない家ですが、
「もうちょっとでここに住めるんだね」
と話すと実感がわいてきました。

引き渡しから引っ越しまでは約4カ月。
その間にやるべきことを紙に書き出しました。

電気、ガス、水道。
住所変更。
家電。
家具。

最初に動いたのはエアコンでした。

想定していた70万円

賃貸マンションでは、もともと設置されていたエアコンを使っていました。
新居ではすべて新たに購入して設置しなければなりません。

2階リビングに1台。
3階の居室3部屋に3台。
1階の納戸に1台。

合計5台。

近年の猛暑を考えると、どの部屋にも必要です。
「ここは我慢しよう」という選択肢はありませんでした。

長く使う前提なので、性能などで妥協はしたくない。
ただ、できるだけ購入費用は抑えたい。
家電量販店がセールをしている時期を見計らい、
エアコンを探しに行きました。

目をつけたのはダイキン製のエアコンです。
様々なレビューやネット上の評判を見ても
室外機の性能、耐久性などで好評価を得ていました。
それがふだんの価格より比較的安く買える状況でした。

合計約70万円。

正直に言えば高い。
けれど、想定していた範囲内でした。

問題はそのあとでした。

「この部屋は設置できません」

設置前の現地確認に来た下請け業者が、
3階の一室を見て言いました。

その部屋にはベランダがありません。
室外機を1階まで下ろす必要がある。

しかし、隣家との距離が想像以上に狭い。
はしごを安全にかけるスペースがないというのです。

さらに追い打ちがありました。

2階リビングと3階の別の2部屋。
ベランダに室外機を置く予定でしたが、

「壁と室外機の距離が近すぎます。性能が十分に発揮されない可能性があります」
と指摘されました。

建築途中から引き渡しまで、家電については特に建築会社の担当者と話したことはありませんでした。
新築で、まさか「付かない」と言われるとは思っていなかったというのが、正直なところです。

選択肢は諦めること

その業者に依頼する場合は
3階の1室はエアコンを諦める。
室外機をかさ上げする。
もしくは、より小型で性能を下げる。
という選択肢でした。

猛暑の中、3階の部屋にエアコンなし。
それは現実的ではありません。

性能を下げるのも、また選び直しからスタートするのは
あまりに負担でした。

そこで、自分で業者を探すことにしました。

29万円の現実

ネットや「くらしのマーケット」で、
難工事対応可能な業者を探しました。

外観や室内の写真を送り、
家電量販店の業者に断られたことも正直に伝えました。

「工事は可能です」

その一言に救われました。

同時に、配管を通すための穴あけや
ベランダに置ける室外機の仕様など
建築時から確認しておけばよかったことが
後になって思い浮かんできました。

再見積もりの結果は約29万円。

エアコンの大きさに合わせた基本料金。
室外機のかさ上げ。
3階から1階までの配管延長。
化粧カバー。

当初、家電量販店で依頼していた際は工事費を
10万円程度とみていました。
想定より約20万円の上振れです。
エアコン本体の価格と工事だけで
100万円近くになるということです。

けれど、ここで妥協すると、
毎年の夏に後悔する気がしました。

結果、依頼しました。
かわりに余裕があれば買おうと思っていた
家具はあきらめました。

まとめに代えて

家電は買えば終わりではありません。

設置できるかどうか。
そこまで含めて準備です。
新築でも、想定外は起きる。
家を建てることと、住める状態にすることは別の作業でした。

3階建てで隣住宅との距離が近いという
都内の住宅事情ならではの問題もあること含めて思い知らされました。

次は、冷蔵庫の搬入問題です。

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