小4になれば成績は伸びると思っていた
小4になれば、
少しずつでも成績は上向いていくだろう。
当時の私たちは、根拠のない期待を抱いていました。
小3のうちは慣れる時期。
本番は小4から。
むしろ小6の冬にぐっと伸びる子はいる。
特に男の子はそう。
周囲からも、そんな話をよく聞いていました。
だからこそ、
小4になっても思うように結果が出なかったとき、
戸惑いの半面、まだまだこんなものではないかという気持ちがありました。
集団塾に通い始め、
その生活リズムにも少しずつ慣れてきました。
授業を受け、宿題をこなし、
テストも受ける。
やっていること自体は、
いかにも「受験生らしい」毎日だったと思います。
「このまま続けていけば、
そのうち数字にも表れてくるはずだ」
と、どこかで期待していました。
勉強時間は増えていたのに
実際、勉強時間は増えていました。
1週間のうち、平日に塾があるのは2日。
それぞれ2コマをこなして帰ってくる。
塾のない日は、
塾の予習と宿題をするために短時間ながら机に向かう。
土日は片方が塾でこれも2コマ。
もう片方はお休み。
あまり根を詰めてもよくないだろうという判断でした。
少なくとも、
何もやっていなかったわけではありません。
ただ、定期的に返ってくるテストの成績表を見るたびに、
違和感が増していきました。
大きく下がっているわけではない。
でも、上がっている実感もない。
クラスも真ん中らへんで大きな変動はない。
「横ばい」という言葉が、
一番しっくりくる状態でした。
親が勘違いしていたこと
いま振り返ると、
当時の私たちは、
いくつか大きな勘違いをしていたように思います。
勉強時間が増えれば、
自然と成績も上がる。
集団塾に通っていれば、
周囲に引っ張られて伸びていく。
そんな前提が
頭の中にはっきりとありました。
塾での生徒の様子は定期的に
塾の専用サイトでアップロードされます。
鉛筆を握り、ホワイトボードを見つめる長男の姿があり、
「ああ頑張っているんだ」
とどこか安心した気持ちになったことも多々あります。
子どもの様子に出ていたサイン
成績以上に、
いま思えば気になっていたのは、
長男の様子でした。
授業の話を全然しない。
「今日はどんなことをやったの?」
と聞いても
「うーん」
と答えるだけ。
小テストがあっても、
そのプリントを見せない。
のちに塾のかばんの底から出てきて、結果を知るということもありました。
「分からない」と言うことが、
少しずつ増えていったのも、
この頃だった気がします。
いま振り返って思うこと
この時点では、
「集団塾が合っていない」
とまでは、まだ言い切れませんでした。
ただ、
何かが噛み合っていない。
そんな感覚だけは、
確かにありました。
そしてその違和感は、
このあと、さらに大きくなっていきます。
次の記事では、
集団塾に通い続ける中で、
「これは合っていないのかもしれない」と感じ始めた具体的なサインについて書いていきます。

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