かかりすぎではないか
家探しを振り返ると、
まず浮かぶのは年数です。
気が付けば、
6年という時間が過ぎていました。
長く探していた、
という感覚はありました。
「なぜそんなにかかったのか」
と問われると、
単純な理由では説明しきれません。
条件に合う物件が出てこなかった
当初は、
いま住んでいるエリアの中で探していました。
間取り。
価格。
立地。
どれも大きく無理をしない範囲。
現実的な条件だったはずです。
それでも、
ぴたりと合う物件は
ほとんど出てきませんでした。
どこかが届き、
どこかが足りない。
その繰り返しでした。
探している途中で局面が変わった
探している最中、
住宅価格の局面そのものが変わりました。
資材価格。
地価の高騰。
背景はいくつも言われていましたが、
体感としてはシンプルでした。
以前届いた価格が、届かなくなる。
それが続きました。
待てば下がるという空気
当時は、
「そのうち落ち着く」
という見方もありました。
無理に動く時期ではない。
様子を見るべき。
そう考え、
一度探す手を止めました。
再開しても状況は変わらなかった
再開したとき、
前提は変わっていました。
価格は下がらない。
むしろ上がっている。
6000万円台だった物件が
ほぼ同じエリア、同じ条件で出ても、
7000万円、8000万円と上がっていく。
以前検討できた条件が、
現実的ではなくなっていました。
前提を修正し続けた
そこからは、
条件ではなく前提を動かしていきました。
エリアを広げる。
マンションを再検討する。
戸建てへ舵を切る。
中古も視野に入れる。
一つの結論に向かうというより、
その時点の現実に合わせて
修正を続けていました。
時間がかかった理由
振り返ると、
決まらなかった理由は単純ではありません。
条件が厳しすぎたからでもない。
決めきれなかったからでもない。
市場が動き、
家計があり、
教育があり、
子どもの時間がありました。
前提そのものが、
動き続けていました。
まとめに代えて
6年という時間は、
迷っていただけの時間ではありませんでした。
条件を見直し、
前提を修正し、
選択肢を広げていった時間でした。
家が決まらなかったのではなく、
決めるための前提が
動き続けていた。
そう言った方が近いのかもしれません。
次回は、
その長期化の過程をもう少し引いて見ます。
なぜ家探しは長くなるのか。
どんな家庭ほど決まりにくいのか。
自分たちの経験と重ねながら整理します。

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