購入を決断した決め手|最後の迷いを越えた理由

30年以上続くローン、失敗はできない

条件は揃っていました。

教育環境。
通学動線。
価格。

これまで見てきた家の中で、
前提と条件が最も重なっていました。

それでも、
最後の一歩だけは迷いが残りました。

決めれば、
三十年以上の住宅ローンが始まります。

失敗はできない。

その重みは、
最後まで頭にありました。

最後まで残った不安

その家は、
まだ建築前でした。

図面だけで、
建物はまだ影も形もありません。

建売住宅は、
建築会社によって品質や対応に差がある。

そういう話は、
すでに知っていました。

条件は揃っている。

それでも、
どこか見落としている点はないか。

あとから気づく盲点が
あるのではないか。

そんな思いが、
どうしても捨てきれませんでした。

さらに、
もう一つの不安もありました。

売れてしまうかもしれないという焦りで、
良く見えすぎているのではないか。

冷静な判断ができているのか。

その疑問も残っていました。

実際の家を見て確認したこと

その不安を減らすため、
同じ建築会社が建てた家を見に行きました。

販売が始まったばかりの住宅でした。

延床面積は、ほぼ同じ。

中に入ってみると、
印象は悪くありませんでした。

部屋の明るさ。
通気性。

素人ながら、
雑に仕上げたような跡も見当たりません。

きちんと作られている。

そんな印象を受けました。

担当者も、
こちらの質問に丁寧に答えてくれました。

キッチンの動線や、
壁紙の仕上がり。
窓や窓枠の断熱性。

三階建ての家のデメリットについても、
正直に説明してくれました。

老後は三階まで上がるのが
少し大変かもしれない。

そんな話も、
隠すことなくしてくれました。

物件は動き始めていた

その頃には、
すでに一棟は売れていました。

さらにもう一棟も
決まりそうだという話でした。
実際にその棟のインターネットの広告は、
すでに止まっていました。

問い合わせは、
いくつも入っている。

時間は
あまり残されていない。
迷っていればたぶんいい条件の棟から売れていく。

そう感じました。

それでも、
担当者は決断を急かすことはありませんでした。

気に入った人に住んでほしい。

そんな姿勢が、
言葉の端々から伝わってきました。

子どもの反応

決断の後押しになったのは、
家族の反応でした。

土地を見に行ったとき、
妻と子どもが

「ここはいいね」

と言いました。

そして、
同じ建築会社の家を見に行ったとき。

子どもは、
わかりやすくはしゃいでいました。

ここが自分の部屋かな。

この部屋だったら、
こういう家具を置きたい。

観葉植物を置いてもいいかな。

そんなことを
次々と話していました。

それまでの家探しでは、
ここまで具体的に
住むイメージを語ることはありませんでした。

この家で暮らす姿が、
イメージできている。

そんな様子でした。

その姿を見たとき、
私たちも
生活のイメージが初めて湧きました。

条件は揃っていた

改めて考えると、
条件は揃っていました。

教育環境。
通学と通勤の距離。

周辺の施設。

家そのものの間取りと収納。

どれを取っても、
大きな不満がありません。

さらに、
引き渡し時期についても
柔軟に対応してくれるという話でした。

長男の卒業後に
引っ越したい。

ローンと家賃の
二重払いは避けたい。

その希望を伝えると、
完成後できる限り
引き渡しを遅らせてくれる。

それでも二重払いになる期間は、
その分を割り引く。

そう提案してくれました。

ここまで住む人のことを
考えてくれるなら。

きっと
住んだ後の対応もしてくれるだろう。

妻と話し合い、
そう思いました。

決断

完璧だったわけではありません。

それでも、
これ以上の条件が
このエリアで出るとは思えませんでした。

六年続いた家探しの中で、
初めて「ここにしよう」
と自然に言葉が出ました。

そして、
購入の申し込みをしました。

まとめに代えて

決断の理由は
一つではありませんでした。

家。
環境。
価格。

そして
家族の反応。

それらが
重なった結果でした。

6年探してきた家探しは、
ここでようやく
終わりに近づきました。

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