通塾優先?中学を優先?
エリアを広げると決めたとき、
最初に整理しなければならなかったのは、
「教育環境」とは何を指すのかということでした。
通塾の便利さなのか。
中学受験なのか。
それとも別の基準なのか。
立地を選ぶための物差しを、
一度言葉にする必要がありました。
塾は数年で終わる
中学受験の塾通いは、
長くても数年です。
しかし、
中高一貫校に進学すれば、
少なくとも6年間は通学します。
受験のための利便性と、
その後の生活動線は別の問題でした。
受験結果は読めない
もう一つ現実があります。
合格するかどうかは、
最後までわかりません。
もし公立中学に進むことになった場合、
安心して3年間通える環境があるか。
この視点が、
判断の中心に移っていきました。
教育水準は数字だけでは測れない
公立中学の進学実績は、
すべてが明確に公開されているわけではありません。
教育水準を正確に比較することは、
簡単ではありませんでした。
そこで参考にしたのは、
過去の学力調査の傾向。
中学受験率。
図書館や公共施設の充実度。
数字と雰囲気の両方から、
おおまかに推定していきました。
歩いて見た街
候補に挙げたエリアは、
実際に歩きました。
平日。
休日。
昼と夜。
駅前の空気。
住宅街の静けさ。
子どもたちの様子。
教育環境は、
統計だけではわかりませんでした。
小学校卒業という区切り
長男には、
いま通っている公立小学校を卒業したいという希望がありました。
例えばあと1年を残して転校すれば、
交友関係、新たな学校への適応、転塾など、
中学受験だけではない影響が出てくる可能性もあり、
無視できるものではありませんでした。
小6の間に家を購入し、
卒業と同時に転居する。
中1から新しい環境へ。
その流れを前提に、
立地を考えることになりました。
まとめに代えて
立地の評価は、
資産価値だけでは決まりませんでした。
通塾の利便性だけでもありません。
受験の結果がどう出ても、
安心して通える公立中学があるか。
その視点が、
最終的な基準になっていきました。
教育環境とは、
合格した場合だけを想定することではない。
そう考えるようになりました。

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