「数年かけて見つかればいい」だったはずが
家探しを始めた当初、
焦りはありませんでした。
長男がまだ幼稚園に通っていた頃、
同級生の親御さんが
「7年かけてようやくいいところを見つけた」
と言っていました。
その親御さんは私より年上の方だったので、
私たちもこの方の年齢くらいの頃までに
「数年かけて見つかればいい」
という感覚でした。
一度立ち止まった時期もあります。
価格が落ち着くのを、
待っていた時間でした。
「下がる」と言われていた
当時、
住宅価格は少しずつ上がっていました。
それでも、
どこかで言われていました。
いまは一時的。
そのうち落ち着く。
五輪が終われば。資材価格が戻れば。
そうした見方が、
空気としてありました。
待つという判断
我が家も、
すぐに動くことはしませんでした。
無理に買う時期ではない。
もう少し様子を見る。
価格が落ち着いたときに、
改めて探せばいい。
そう考えて、
いったん探す手を止めていました。
落ち着く気配はなかった
時間は過ぎていきました。
それでも、
価格は下がりませんでした。
むしろ、
五輪を境に都内の住宅価格は上がり続けていました。
以前なら立地や間取りから6千万円台だろうと
予想できた物件が、
同じ条件で7千万円、8千万円と上がっていく。
待っていたはずなのに、
むしろ距離は開いていく感覚がありました。
再開のタイミング
再び動き始めたのは、
2022年頃だったと思います。
価格が落ち着くのを待つより、
いまの現実の中で探すしかない。
これ以上待つと色々なタイミングを逃す可能性がある。
そう考えるようになっていました。
家探しは、
「様子見」から「再開」に変わりました。
まとめに代えて
価格は、
こちらの都合では動きませんでした。
待てば届く。
そう思っていた距離は、
時間とともに変わっていきました。
家探しを再開した理由は、
希望条件が整ったからではありません。
待っていても、
状況が好転しないと感じたからでした。
次に考え始めたのは、
住まいの形そのものです。
マンションか。
戸建てか。
価格の現実を前にして、
選択の軸も変わり始めていました。
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